EOS 6Dのバッテリー蓋のロックが緩いので修理しました。
バッテリー蓋のロックが緩い
先日紹介したEOS6Dですがなんかバッテリー蓋のロックが緩いです。ちょいちょいなんかの拍子に蓋が開いてしまい、ちょっとこのままだと使いにくいので分解して状態を確かめることにしました。
分解してみると部品が折れてる
一眼レフのバッテリー蓋って大体取り外せるようになってます。(バッテリーグリップを使用するときに取り外すため)当然6Dも簡単に取り外すことができます。
丸部分のレバーを下げると外れます
取り外すと金属の蓋がねじ止めされているので外します。
ねじを外すとプラスチックのパーツがありました。二股に分かれている棒部分の反発力でロックを保持する仕組みみたいです。
この二股の棒の片方が折れていました。
部品をむりやり補修する
細い棒なので単純に接着剤でくっつけてもすぐに折れてしまいそうです。より強固に接着するためにプラリペアで固めてみました。
しばらく放置して固まったころに確認するとなかなか具合は良さそうです。しかし、蓋に戻すとプラリペアを盛った分の厚みで金属の蓋を閉めると抵抗が大きくスムーズに動きません。
仕方ないので厚くなった分を削ってみました。いい厚みまで削ったんですが、棒の中心部分がうまくくっついていなかったようでまた折れてしまいました。
どうするか考えた末、ハンダごてで溶かしてくっつけることにしました。くっつけた後やすりで削って整えたのが上図。我ながら見た目はかなり悪いですが一応問題なさそうです。しばらく使って様子を見ることにします。
一見脆そうだけどこのプラ部品の構造が一般的みたい
今回折れたプラ部品、棒の部分が細くて脆そうに見えます。他製品はどうなんだろうと確認してみたところ5D2も同様のプラ部品、NikonのD200やZ6も部品の形は違いますが同様の仕組みでした。エントリーだからとかキヤノンだからとかではなくどのカメラでもここが折れる可能性はありそうです。しかし、どの製品にも採用されている構造ということは印象よりも耐久性があるんでしょうね。まぁなんせ私の6Dは30万回シャッター切られている個体ですから寿命と言われても納得せざるを得ませんw
みなさんも蓋のロックが緩くなったらここを確認しみてください。折れてたら修理するのも良いですし、交換部品も売っていますのでそちらを購入するのもいいと思います。
ではまた!