
本日はジャンク修理を失敗した話
今回はジャンク修理失敗したお話です。
いやー、やらかしました。おそらくこれまでで一番の失敗をしてしまいました。
ジャンク修理はやはり難しい…。
- 本日はジャンク修理を失敗した話
- 今回のジャンク品は?
- ジャンク理由
- 準備するもの
- 修理開始
- このレンズの故障箇所はどこだ!?
- ジャンク買って「安物買いの銭失い」にならないように…。反省です。
- 追記:MFが動かない!
今回のジャンク品は?

今回買ってきたジャンク品はEF50mm f1.4USMです。お値段9,800円。
以前持ってたEF50mm f1.8(撒き餌レンズ)を弟に5D2ごとあげてしまったので代わりのレンズとして購入してきました。
このときの5D2をレンズごと弟に譲渡しました。
ジャンク理由
購入してきたレンズのジャンク理由はAF不良(まったく動かない)です。
AF不良はこのレンズではメジャーな故障で修理動画もあります。
余裕で直せるはず。
そう思っていました…
準備するもの
こちらの記事に修理道具を記載しています!
修理開始
分解および修理についてはYouTubeに動画が上がっていますのでこちらを参考にさせていただきました。
このレンズのよくあるAF不良の原因は、フォーカス時に動く鏡筒の一部が変形するというものです。動画を見ながら当該の部品まで分解を進めます。
さて、いきなり分解し終わったところからです。

写真の丸印の部分が変形することでフォーカス時に動く白いガイドが引っかかるというのが想定していた故障原因なんですが…。
なんと、変形していません
つまりこの部品は正常。ということですね…?
これは困りました。どうやら故障箇所は想定と違う部分だったようです…。
このレンズの故障箇所はどこだ!?
もう一度いろいろ情報を集めてみたところ、鏡筒の変形ではAF自体は動くものの途中で引っかかるという動きをするみたいです。ところが私の買ってきたレンズは全く動く気配がありません。
つまり、私のレンズはAFモーター自体が動かないという別の故障だったようです。
AFモーターが動かない理由を考えながらいろいろ試してみました。
- 接点が汚れているように見えたので清掃→動かず
- 接点が導通しているか確認→導通OK
- 負荷がかかってモーターが回らない→手回しOK
モーター以外の部分に異常は見つかりませんでした。ということはモーター自体か、モーターと基板を接続しているフレキケーブルの異常の可能性が高くなってきました。
モーター自体の故障ならほぼお手上げ、フレキケーブルもモーターに挟み込まれている構造で交換は難しそうです…。
しかし、他にどうすることもできないのでいったんモーターを分解してみることにしました。
モーターを取り外して、観察すると、どうやら真鍮っぽいナットで固定されているようです。

このナットが接着剤で固定されていて回りません。
なんとか回そうとモーターのボディとナットにレンチをかけて回したところ…
…モーターの軸が折れました。

終わりです。
9,800円が終わりです。
- AFモーターだけでは売っていない
- AFユニットごと売っているが1万円超え
以上、実質修理不能で完全敗北しました。
ジャンク買って「安物買いの銭失い」にならないように…。反省です。
ということで今回は直せると見込んで買ったジャンクなのに、直すことができずまるまる損という結果担ってしまいました。買う前に症状が想定しているものと違うことに気づくべきでした…。
しっかり見極めて買わないとこうなるわけですね。今回のレンズは部品取り用のジャンクと出会うまで塩漬けレンズとします。とほほ。
結局この後16,500円で中古の同レンズを買いました。まじでなにしてんの。
まさしく「安物買いの銭失い」とはこのことです。これからの教訓とします。
追記:MFが動かない!
AFモーターを取り外した状態でレンズを組み戻したところ、MFでもフォーカスがまったく動かないという新たなトラブルが発生しました。

分解してギアユニットを観察してみると、どうやらAFとMFの切り替えには一種のクラッチ機構のような構造が使われており、モーターのギアが噛んで初めてMF側に力が伝わる設計だったようです。
つまり、モーターを外してしまったことで負荷が無くクラッチが空転状態となり、MFのギアが空回りしていたということです。

そこで、モーターのギアが当たる部分にマスキングテープを巻いて負荷をかけてみたところ…うまくフォーカスが動くようになりました!
MF専用にする人はいないと思いますが、一応参考まで。