
DOMKE(ドンケ)F-2を買いました
先日DOMKE(ドンケ)F-2を購入しました。現在メインで使っているエブリデイスリングを止め、なぜドンケF-2を購入しようと思ったのか記事にしてみます。
- DOMKE(ドンケ)F-2を買いました
- メインのバッグ PeakDesign(ピークデザイン)エブリデイスリングの小さな不満
- 問題点はポケットの数!
- ドンケF-2はポケットが多いし、フレキシブルな使い方が出来そう
- 実際に機材を入れてレビュー。いっぱい入るぞ!ドンケF-2!
- 【まとめ】機材の買い替えで沼にハマらないために
メインのバッグ PeakDesign(ピークデザイン)エブリデイスリングの小さな不満
現在使っているカメラバッグはピークデザインのエブリデイスリング(10L)とエンデュランスの初代の二つ。普段使いではエブリデイスリングをメインで多用し、荷物が多い時にはエンデュランスを持ち出すという感じで使い分けています。(エンデュランス初代は廃盤で今はNEOという後継バッグになっているみたいですね)
メインで使用しているエブリデイスリングはかなりいいカメラバッグなのですが、小さな不満があり、今回ドンケを購入してみることにしました。
【不満①】エブリデイスリングは”あと一つ”が入れられない
私が普段カメラを持って出かけるときのセットは
- カメラ1台
- 交換レンズ1~2本
- 財布などの身の回り品
こんな感じのセットで出掛けていて、これらでちょうどエブリデイスリングのメイン気室が埋まります。日によってカメラとレンズは違いますが画像のような感じになります。

8割くらいの場面ではこれで問題ないのですが、たまに「”あと一つ”フィルムカメラも持っていきたい」みたいな場面があります。すでにバッグ内は余裕がなく、この場合にめっちゃ困ります。

エブリデイスリングはメイン気室以外にポケットがほぼありませんのでフィルムカメラを諦めるか、レンズを置いていくか、もしくは身の回り品はサコッシュに入れてスペースを確保するなんてことになります。バッグ2つ持ちはめんどくさ過ぎる!
これが一つ目の不満です。
【不満②】身の回り品の収納場所
エブリデイスリングはカメラバッグとしてはかなり使いやすいです。収納容量は十分、クッション性もしっかりしており、見た目もスタイリッシュです。でも、「普段使いのカバン」として見るとちょっとな…という部分が出てきます。
それが身の回り品の収納場所です。

例えば財布やタオル、モバイルバッテリーといったものの収納。エブリデイスリングはメイン気室以外には薄いポケットしか無いので本来カメラ機材を入れるためのスペースに無理やり詰め込むことになります。すると必要なものが底に埋もれたりして取り出しにくい!

また、折り畳み傘やペットボトルのような長いものは機材に覆いかぶさるように入れるしかなくカメラを取り出すのに邪魔でしょうがありません。(ペットボトルホルダーを付けたりする方もいますがどちらにしろ手間です)
エブリデイスリングはあくまでカメラバッグなんですよね。
正直、身の回り品を入れる場所が考えられていないなと感じています。
これが二つ目の不満。
問題点はポケットの数!
エブリデイスリングの不満はまとめるとこの二つです。
- ”あと一つ”を入れるスペースが無い
- 身の回り品の収納場所が無い
この二つの不満はエブリデイスリングがメイン気室以外に収納場所がほぼ無いことが原因です。言い換えると問題点はポケットの少なさと言えそうです。
ポケットがあれば、そこにフィルムカメラを入れたりできます。
ポケットがあれば、身の回り品はポケットに入れてカメラ機材と分けて入れることができます。
そこで、エブリデイスリングと同程度のメイン気室の容量で、さらにポケットがたくさんあるバッグを検討することにしました。
(ちなみにエンデュランス初代をメイン使いすることも考えましたが、容量の問題はクリアするんですがリュックタイプは機材の出し入れが不便ですし、でかすぎて大げさなので別のものを検討しました)
ドンケF-2はポケットが多いし、フレキシブルな使い方が出来そう
エブリデイスリングと同程度の容量&ポケットを多数持っているバッグで検討した結果、ドンケのF-2が候補に浮かびました。
ドンケF-2のサイズは内寸:H21.5 × W27.9 × D16.5cm(ポケット含まず)ですので約10Lでエブリデイスリングと同程度です。ここにポケットの容量が追加されますので容量的にはぴったりです。
さらにいいなと思ったのがこのバッグはフレキシブルな使い方が出来そうだなと思ったことです。 ドンケF-2はバッグの作りとしては帆布でできたバッグの中にインナーボックスを入れただけと言ってもいいような作りで、インナーボックスは取り外せますからただのバッグとしても使えます。自分でインナーボックスを買って入れ替えることもできるし、いろんな使い方が出来そうです。
ポケットもあってフレキシブルな使い方が出来そう。そんな理由でドンケF-2を購入することに決定しました。(高いので中古ですが…)
実際に機材を入れてレビュー。いっぱい入るぞ!ドンケF-2!
今回買ったドンケF-2を見てみましょう。

機材を入れてみるといつものセットの量なら問題なく入りました!

ここに傘とフィルムカメラを追加してみます。

なんとポケットを使うまでもなく全て入ってしまいました。傘はインナーボックスの片側のマジックテープを外して後ろを通すように入れています。これは空間の使い方が自由なドンケだからできたこと。まさに期待していたフレキシブルな使い方です。
容量的にはまだ余裕があり、こまごましたものやペットボトル飲料をポケットに入れたり、外出先での買い物にも対応できそうです。ドンケF-2は現在の不満を見事解消してくれました!
ただし気を付けなくてはいけないのは調子に乗って機材を詰め込むと肩が終わると思います。重い機材を入れすぎると肩にアザができるそうです(怖)
【まとめ】機材の買い替えで沼にハマらないために
今回買い替えはしましたがエブリデイスリングはカメラバッグとして完成されていると思います。実際購入してから5年弱メインバッグとして愛用したほどですので非常に良いバッグです。ただ、カメラバッグとしてだけでなく普段のお出かけ用のバッグという側面で考えるとやや不満があったのが事実です。そして、ここ最近フィルムカメラを持っていきたいと思うことが増えたことで容量が少し足りなくなってしまい買い替える決断になりました。(とはいえたまにはエブリデイスリングも持ち出すと思いますが)
エブリデイスリングを購入した当時はおそらく最適な買い物ができていたと思いますが、その時その時で必要なものは変わっていきます。いざ買い替えという時に適当にバッグを選ぶと不満を解消できず待っているのがカメラバッグ沼です。
今回は容量や収納方法の柔軟性を真剣に考えてドンケF-2に行き着きました。かなり考えて購入に至ったおかげかここまでレビューしたとおり今のところかなり現在の理想に近いバッグでカメラバッグ沼は回避できそうです。いい買い物ができたなぁと思っています。F-2も長い付き合いになると嬉しいです。
今後も沼にハマらないようにバッグに限らず機材購入の前には何が不満で何が必要かしっかり考えたいですね。
それではここらへんで、今回はエブリデイスリングとの比較が主でしたが次はF-2についてもうちょっと詳しくレビューしたいと思います。