ジャンクの一眼レフ、オリンパスE-300を部品交換して直しました。
本日直すジャンクはこちら
本日修理したいのはオリンパス E-300という一眼レフカメラです。
頭が平べったくてカメラとしては変わったデザインのこのカメラ、デザインだけでなくスイング式の横に動くミラーやコダック製のCCDセンサーを搭載しており色々特徴的なカメラです。このカメラのセンサーはコダックブルーと言われる綺麗な青が撮れると一部で人気。発売は2005 年とおよそ20年前の古めのデジタルカメラです。
オールドデジカメファンって書籍にも取り上げられています。
ジャンクの理由は?
さて、このE-300、実は300円という驚きの安さで買ってきました。
なんと軍幹部の右肩のモードダイヤルやシャッターが並んでいる部品にぱっくりと亀裂が入っています。店頭では動作不明と書いていたので動くかもわからない状態。
まぎれもない故障品ですがアイピースだけで300円以上の価値あるなぁと思って購入してきました。(このカメラのアイピース、終売しており互換品もなくて貴重なんです)
ほぼアイピース目的だったのであまり期待していませんでしたが家に帰って動作確認してみたところ
あっさり動いちゃいました。
ジャンクの神が「直せ」と言っている!
動作に問題無くて、肩の部品を直してしまえば正常品だと言うことがわかったら直したくなるのがジャンカー。ニコイチとかに使えるE-300のジャンク売ってないかなぁと思ってメルカリ見てみると、なんと!ちょうどパーツバラ売りでドンピシャ欲しいパーツを売っているのを発見!
こんなタイミング良くパーツが出てくるなんて、ジャンクの神様は「E-300を直せ」とおっしゃっています!
ということで、早速こちらのパーツを購入させてもらいました。
分解
パーツも到着し、分解に着手します。
E-300の分解方法を探してみましたが外装をひん剥いたあとの写真があるくらいで詳しい解説は見つからなかったのである程度勘で分解していきました。
いろいろねじを外したんですが、結論から言うと今回交換する部品はネジ4本外せば取り外せました。外すネジはグリップラバーの裏とカードスロットカバーの裏に隠れています。
ネジを外せば簡単に部品を取り外すことができます。部品を取り外すときにフレキシブルケーブルとハンダ付けされた黒いケーブルに注意です。
ケーブルのハンダを外して新しい部品と入れ替えれば交換終了です。
試し撮り
無事に交換が終了。動作も問題ありません。早速試し撮りしてみました。
いいですね!
実は2台持ってるE-300
実は私、このカメラをすでに持ってましてw、今回ので2台になってしまいました。最初から持っていたものはメルカリで買った正常品です。
なにか2台を使って面白いことができないかなと考えています。
E-300は個人的に大好きなカメラ
ということで無事にE-300を部品交換で修理することができました!
E-300は持っている中でもお気に入りのカメラでZuikoレンズと組み合わさった写りの良さもさることながらE-300で撮った写真はなんか他のカメラで撮ったものとは違いがある気がするんですよね。気のせいかもしれませんけど。
特徴的なデザインや他にないセンサーの伝説が個性を生み、そして実際に使うと写りも良い。そういったところが人気の理由なのかなと思います。もしお安く見かけたら使ってみてはいかがでしょう?
ではまた!