Logicoolの静音マウスM240の左クリックをスイッチ交換で修理しました
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会社で使っているマウス、LogicoolのM240を修理しました!
会社マウスの左クリックがチャタリングを起こすようになった
会社での仕事中はLogicoolのM240というマウスを使っています。
私はマウスをよく持ち運ぶので、大きさは小さいものを選ぶようにしています。また、持ち運び中に落としたりするので値段は安めのものから選んでいます。
LogicoolのM240は値段も安いうえにBluetooth接続でアダプターもいらず、持ちやすい形も気に入っており仕事で愛用しています。
しかし、ここ最近このマウスの左クリックの反応がすこぶる悪くなってしまいました。
- 強く押し込まないとクリックされない
- ドラッグしてると途中で勝手に放しちゃう
こんな感じの症状が起きていてストレスになってしまいました。おそらくチャタリングが起きていると思われます。
試用期間は1年とちょっと、毎日使っているとはいえ、いささか耐久性は悪いなというのが正直なところ。静音クリックということでタクトスイッチが使われているのですが、その辺も原因なんでしょうか…。
なにはともあれ、これでは仕事にならないので自分で修理してみることにしました。
修理のためM240を分解する
クリックのスイッチにアクセスするため分解していきます。
電池ボックス内のシールを剥がすとネジが見つかります。


このネジを外せばマウスが分割できて基板にアクセスできます。

基板上の3つのネジを外せば基板も外れます。

分解は以上です。めちゃくちゃ分解しやすいマウスですね。
基板の左右にクリックのスイッチ。真ん中はホイールのクリックですね。いずれもタクトスイッチになっていて静音仕様です。向って一番右側のスイッチが調子悪いスイッチになります。

スイッチを交換してしまうことにする
さて、タクトスイッチは持っていなかったので、まずはスイッチを清掃しようと思っていたのですが、基板を観察してみるとスイッチの部分に三つ目の穴が開いていることに気付きました。

三つ穴があるということは通常のマウスのスイッチが取り付けられます。ずいぶん前にOMRONのスイッチをまとめ買いしたものが残っていたのでいっそこちらに交換してみることにしました。

ハンダを吸い取り線で吸い取って元のスイッチを取り外し、OMRONのスイッチに交換します。
元のスイッチのハンダがなかなか吸い取れず苦戦しました。元のハンダが溶けづらくてスルーホールにハンダが残りやすいのでフラックスは必ず使ったほうがいいです。

苦戦したものの無事にOMRONスイッチを取り付けることができました。動作も問題無いようです。

静音スイッチから通常のスイッチになって、盛大にカチカチ鳴るようになりましたがまあいいでしょう(笑)
スイッチ取り付けする場合は以下の点に注意してください
- 左クリックの3つ目の穴は穴があるだけではんだ付けはできません(動作は問題なし)
- 左クリックにOMRONスイッチを取り付けるとネジがつけられなくなります
スイッチははんだ付けできる2つの穴だけで動作は問題ありませんし、ネジを付けなくても基板の固定は大丈夫そうですが、同じようにスイッチを交換してみようと思った方は注意してください。(ちなみに右クリック側ははんだ付けできるようになっていました)


修理大成功!しかし…
というわけでスイッチ交換で修理大成功でした。今後もガシガシこのマウスを酷使しようと思います。
しかし、この記事を書いている途中で気が付いたことがあります。もしかしたら保証期間が残っていたかもしれません…。まずはそこを確認するべきでした。つい自分で修理したくなっちゃうんですよね。
みなさんは機械の調子が悪くなったらまず保証期間を確認してくださいね。
以上
静音スイッチで直したい場合はこちらの商品でしょうか。要適合確認。